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【決定版】ビジネスで使えるフォントのおすすめ15選|メールや資料、Webサイトに最適な選び方

はじめに

本コラムをお読みいただきありがとうございます。船井総合研究所のWEBマーケティングコンサルタント、松本です。


 メールや企画書、Webサイトなど、ビジネスにおけるコミュニケーションにおいて、何気なく使っている「フォント」。しかし、このフォント一つで、相手に与える印象が大きく変わり、ビジネスの成果にまで影響を及ぼすことをご存知でしょうか。

 「メール フォント おすすめ」や「ビジネスフォント」といったキーワードが検索される背景には、信頼性や可読性を高め、自社の専門性を正しく伝えたいという切実なニーズがあります。本稿では、ビジネスシーンで役立つフォント選びの基本から、具体的なおすすめフォントまで、網羅的に解説します。

Ⅰ:ビジネスフォント選びの基本|なぜフォントが重要なのか

フォント選びは、単なる見た目の問題ではありません。ビジネスコミュニケーションの質を左右する重要な要素です。

フォントがもたらすビジネス上の効果

効果①:可読性と視認性の向上
 読みやすいフォントは、相手に情報を正確かつスムーズに伝えます。複雑な資料や長文のメールでも、ストレスなく内容を理解してもらうための基本です。

効果②:専門性と信頼性の醸成
 フォントは、企業やブランドのイメージを形作る重要な要素です。誠実で信頼できる印象を与えたいのか、革新的で親しみやすい印象を与えたいのかによって、選ぶべきフォントは変わります。

効果③:読み手の心理に与える影響
 フォントにはそれぞれ個性があり、読み手に与える心理的な印象が異なります。例えば、明朝体は格調高く、ゴシック体は力強く、丸ゴシック体は柔らかい印象を与えます。

フォント選びで失敗しないための3つのポイント

ポイント①:デバイスや環境に左右されない
 相手のPCやスマートフォンで正しく表示されることが大前提です。特定の環境でしか表示されない「環境依存フォント」は避け、WindowsやMacに標準搭載されているフォントや、Webフォントなどを活用しましょう。

ポイント②:目的とターゲットに合わせる
誰に、何を伝えたいのかを明確にし、それに合ったフォントを選びます。例えば、堅い契約書と、親しみやすさを出したいWebサイトのフォントが同じで良いはずがありません。

ポイント③:サイズや太さとのバランスを考慮する
 フォントそのもののデザインだけでなく、文字のサイズや太さ(ウェイト)も重要です。見出しは太く大きく、本文は適度なサイズで読みやすくするなど、情報に強弱をつけることで、全体の伝わりやすさが向上します。

Ⅱ:目的別!ビジネスシーンで「おすすめ」のフォントと活用法

 ここでは、「ビジネス目的別」におすすめのフォントを具体的な活用術とともにご紹介します。

【メール・ビジネス文書向け】可読性・視認性を重視したおすすめフォント

 日常的なビジネスコミュニケーションでは、誰にとっても読みやすいことが最も重要です。

おすすめフォント①:メイリオ
 Windowsに標準搭載されているフォントで、やや横広のデザインが特徴です。文字が判別しやすく、画面上でもクリアに見えるため、長文のメールや報告書に適しています。

おすすめフォント②:Yu Gothic(游ゴシック)
 WindowsとMacの両方に標準搭載されており、デバイスを問わず表示が安定しています。すっきりとしていて知的な印象を与え、ビジネス文書全般で幅広く活用できます。

おすすめフォント③:Hiragino Kaku Gothic(ヒラギノ角ゴ)
 Macの標準フォントで、美しく洗練されたデザインが特徴です。クリエイティブ系の職種や、デザイン性を重視する場面で特に好まれます。

活用術: 本文には可読性の高いフォントを選び、見出しを少し太くしたり、署名部分だけフォントを変えたりすることで、メール全体が引き締まります。

【プレゼン資料・企画書向け】説得力を高めるおすすめフォント

 聞き手の視線を集め、内容の説得力を高めるフォント選びが求められます。

おすすめフォント①:Noto Sans CJK JP(源ノ角ゴシック)

 GoogleとAdobeが共同開発したフォントで、Webフォントとして無料で利用可能です。 太さのバリエーションが豊富で、力強い見出しから読みやすい本文まで、資料全体で統一感を持たせることができます。

おすすめフォント②:UDデジタル教科書体

 教育現場での使用を想定して開発されたフォントで、文字の形が分かりやすく、誰にとっても読みやすいのが特徴です。 プレゼン画面やグラフ内の数字など、瞬時に内容を理解してもらう必要がある場面で効果を発揮します。

【Webサイト・広告向け】ユーザーの行動を促すおすすめフォント

サービスの雰囲気やブランドイメージを伝え、ユーザーに親しみを持ってもらうことが重要です。

おすすめフォント①:M PLUS Rounded 1c

 丸みを帯びたデザインが、柔らかく親しみやすい印象を与えます。BtoCサービスや、若者向けのWebサイトなどに適しています。

おすすめフォント②:Kosugi Maru(小杉丸ゴシック)

 こちらもGoogle Fontsで提供されている丸ゴシック体です。シンプルで可読性が高く、Webサイトの本文用フォントとして幅広く使えます。

【英語・多言語対応】海外ビジネスで役立つおすすめフォント

 グローバルなビジネスシーンでは、欧文フォントの知識も不可欠です。

おすすめフォント①:Arial

 シンプルで癖がなく、非常に汎用性の高いサンセリフ体フォントです。 ビジネス文書からWebサイトまで、あらゆるシーンで安心して使えます。

おすすめフォント②:Times New Roman

 論文などでよく使われる、伝統的で格式高い印象のセリフ体フォントです。公式な文書や、信頼性を強調したい場面に適しています。

Ⅲ:ビジネスフォント設定の具体的な方法と注意点

最後に、PCやメールソフトで実際にフォントを設定する方法と、扱う上での注意点を解説します。

メールソフトでのフォント設定方法

 OutlookやGmailといった主要なメールソフトでは、設定画面から新規作成メールのデフォルトフォントを変更することができます。 署名だけ別のフォントに設定することも可能ですので、自社のブランドイメージに合わせて設定を見直してみましょう。

フォントを扱う際の3つの注意点

1.環境依存フォントの使用は避ける
 相手の環境で表示されない可能性があるフォントは、ビジネスコミュニケーションでは絶対に使用しないようにしましょう。

2.複数のフォントを使いすぎない
1つの資料やメールで多くのフォントを混在させると、全体が雑然とし、かえって読みにくくなります。使用するフォントは2〜3種類に絞るのが基本です。

3.サイズや太さで情報に強弱をつける
最も伝えたいことは大きく太く、補足情報は小さくするなど、フォントのスタイルで情報の優先順位を視覚的に示すことが重要です。

まとめ:シーンに合わせた最適なフォント選びでビジネスを成功に導く

 フォント選びは、単なる装飾ではなく、ビジネスコミュニケーションの質を高めるための重要な戦略です。

 今回ご紹介したように、「ビジネス目的別」にフォントを正しく使い分けることで、相手への伝わり方や企業イメージは大きく向上します。本コラムで紹介したおすすめフォントや選び方を参考に、ぜひあなたのビジネスをより良く見せるためのフォント活用を実践してみてください。
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